藤田寛之とはPROFILE

 

大きく環境が変わった昨年から一転、2026年シーズンは日本のシニアツアーがメインの舞台になるでしょう。

ここ数年は「人生の下り坂を楽しむ」と言っていますが、去年は下山している途中で見つけたオアシスに立ち寄ってそこで過ごしました。本当はもう何年か楽しみたかったんですが、思ったより早めに再出発することになってしまったので、再び楽しみながら、ゆっくりのんびり降りていこうと思います。

「目標は?」とよく聞かれますが、年齢も年齢なのでそういうスタンスでもありません。疲れちゃうのでね。 もちろん結果がどうでもいいと言っているわけではなく、そこに向かうアプローチが若いころとは違うという話です。追い込んで追い込んで、鍛えて鍛えて、というのはもうできませんが、今の自分にあったやり方で優勝やタイトルを目指して精一杯やることには変わりがありません。

そのためにもまずは自分のゴルフを作ることです。調子が上がってくれば強気に、前向きになっていくでしょうから、その上でみなさんといい結果を分かち合えればうれしいと思っています。

 

2026年1月吉日 藤田寛之

藤田 寛之HIROYUKI FUJITA

1969年福岡県生まれ。葛城ゴルフ倶楽部所属。
少年時代は野球に打ち込んでいたが、父親の影響でゴルフに出会うと高校時代に頭角を現した。
92年にプロ転向し、97年のサントリーオープンで初優勝。年齢を重ねるごとに成績を上げ、
2012年は日本シリーズJTカップ3連覇を含む、年間4勝を挙げて初の賞金王に輝いた。

ここ数年非常に華やかな姿をお見せしておりましたが、 昨年は31位と皆様の期待に添うことができませんでした。 もともとの「藤田寛之」のプレイヤー像は安定型。 派手さはないが我慢強く、粘り強いプレイをするところが セールスポイントです。

今はそんな「藤田寛之」という ベースに戻りつつあるような気持ちでいます。 年齢的な部分でも辛さというか壁がだんだんと厚くなり、 昔のように練習量でカバーできるような歳でもありません。 セーブしながら、回避しながら、ポテンシャルを上げていく、 そんな自分自身との戦いです。 その中で「優勝」と「ランキング20位以内」という2つを 自分の最高目標として近づけるよう努力してまいります。

「まだまだ、藤田もがんばってるじゃないか」。 そう思っていただき、皆様の活力となれるよう、 今シーズンも臨みたいと思います。