藤田寛之から
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2018.05.15更新

同世代。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita193

2018.05.15 this week Fujita 193

シーズン最初のメジャー大会『日本プロゴルフ選手権大会』は、2オーバーの30位タイという結果でした。30位は自分の中にある「最低限」のラインではあるのですが、自分のイメージしたゴルフからはかけ離れた内容になってしまいました。初日は良かったんですが、金曜からは別人になってしまった感じです。

そんな中、プレーオフの末に優勝を飾ったのは谷口徹プロでした。僕とは年でいうと1歳違い、学年で2年違いという同世代の選手です。
たぶん谷口さんも、年齢的な衰えを感じながら過ごしていたんじゃないかと思います。「もう優勝できないかも」と思っていたかもしれません。そういう、いろいろな思いや葛藤があるはずの50歳での優勝は、若いころの勝ちとは意味がまったく違うと思います。

プロゴルファーだけでなく、同世代の人たちは皆さん、感じるものがあったのではないでしょうか。若いころと比べて、守るべきものも増えますし、なかなか大きなことを成し遂げる思い切りがなくなる中で、若手を退けて優勝を勝ち取るというのは本当にスゴイと思いますし、尊敬します。

若いころは、同世代の活躍を見て「オレも!」という青さというか、白さというか、そういうものがありましたが、今はそういう感じでもありません。だから、谷口さんの優勝は僕にとっては刺激になったというよりは、励みになりました。「まだまだやれますよ」と励まされているような感じです。
今の自分の調子だと「すぐに優勝」とはなかなか行きませんが、自分を見つめて、技術を調整して、技術を根拠に自信を持って、とひとつずつステップを踏んで進んで行きます。

 

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投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局