藤田寛之から
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2020.05.27更新

やはり印象深かった。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita292

2020.05.27 this week Fujita 292

最近は新しい出来事がなかなかありませんから、今週から数週間にわたって過去の思い出深い試合を振り返ってみようかなと思います。

まずは僕のツアーデビュー戦となった1993年の『東建コーポレーションカップ』です。もう27年も前のことですね。前の年まで大学生で、アマ時代には地方オープンに1、2試合出た程度でしたから、プロの試合はほぼ始めてでした。それまでテレビで見ていた人がいっぱいいて、右も左も分からず不安だらけだったように思います。

それでも、やはり印象深かったんでしょう。僕にしては珍しく(笑)、初日に誰と一緒に回ったかも覚えています。真板潔プロ、比嘉勉プロがご一緒で、2人ともショットが安定していて、「プロってすごいな」と思ったのを覚えています。

この試合、成績的には良くて、3日目終わって7アンダーで4位タイ、最終的に5アンダー11位タイでフィニッシュしているんです。3日目が終わってインタビューを受けたり、写真を撮られたりして、新聞でも取り上げてもらってうれしかったです。
プレーの内容は全然覚えていないんですが、試合が行われた鹿児島の祁答院ゴルフ倶楽部は今でいうQTで使われていたので、知っているコースだったんです。それが好成績の要因ですね。

ツアー初参戦のこの1年は、とにかく不安だらけの1年でした。
でも、レギュラーツアーに出られる選手は限られていますから、そこに出場できるよろこびは強く感じていました。

ちなみに、東建・・・はTEAM SERIZAWAにとっても印象が深い試合なんです。
2000年は芹澤さんが涙の優勝、2004年は自分が優勝、宮本プロもデビュー戦が1996年の東建で、2008年に優勝してるんです。

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投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局

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