藤田寛之から
こぼれる言葉SPECIAL CONTENTS

2020.07.30更新

あっさり勝った。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita301

2020.07.30 this week Fujita 301

『JGTO共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメント』や、前回の連載300回などがあって止まっていましたが、懐かしの思い出話を続けてみようかなと思います。
今日は僕の2勝目の話です。30代に入っていたころですね。とは言え、このころは年齢はあまり意識していなかったです。ちょっとお腹が出てきたくらいで(笑)。

『サン・クロレラ クラシック 2001』は8月の頭に行われましたから、ちょうど19年前の今ごろですね。
3日目を終えて1アンダーの4位タイで、首位とは4打差。まさか優勝できるとは思ってませんでした。でも、最終日は「いいプレーができてるな」と思っていました。風がすごく強くてパーを拾うのがやっとという感じだったんですが、2つ伸ばした後の16番でバーディを取り、「もしかして?」と思い始めました。

結局、最終ホールでもバーディを取り、友利勝良プロと並んでフィニッシュし、優勝争いはプレーオフに持ち越されました。
勝ちたい気持ちはありましたが、狙って勝てる腕はないと思っていたころです。でも、「プレーオフになれば五分だな」という思いも持っていました。正直に言うと、「負けても2位の賞金もらえるんでしょ」とも思っていました(笑)。

結果的には僕がパー、友利さんがボギーで僕の優勝となりました。
優勝を意識し始めたのが16番を終わってからで、プレーオフも相手がボギーを出してしまったので、なんだかプレッシャーもなく比較的あっさり勝った印象です。初勝利はジャンボさんのプレッシャーがすごかったですから、「こういう勝ち方もあるのか」と感じたのを覚えています。

でもその分、2勝目の方がよろこぶ余裕もありました。そもそも優勝できる人が少ないですし、複数年に渡ってできる人はさらに少なくなりますから、キャリアの中では大きな1勝でした。

シェア

投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ