藤田寛之から
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2020.08.05更新

あっさり勝った。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita302

2020.08.05 this week Fujita 302

前々回、連載300回にお祝いのコメントをたくさんいただき、ありがとうございました!
ようやく梅雨も明けて、夏が来ましたね。今年はできることが限られてしまうのが残念ですが。
僕は先週、夏休みということで西伊豆の方までロングクルーズに行ってきました。サバやタイなど、10種類くらいの魚が釣れましたよ! 昼は船の上で釣った魚を料理して食べました。贅沢な遊び方でした(笑)。

さてさて、前回の記事では2勝目のお話をしました。1勝目とは違う勝ち方だったと言ったんですが、3勝目もまた違う勝ち方をしました。
3勝目は2002年12月に行われた『アジア・ジャパン沖縄オープン 2003』で、賞金などは2003年シーズンに加算されるという試合です。2002年は『ダイヤモンドカップトーナメント』のときに芹澤さんにいただいたアドバイスがきいて、すごくいい状態でした。沖縄でも芹澤さんに「いい状態だ」とお墨付きをもらった記憶があります。
2勝目は転がり込むような感じで勝った試合でしたが、こちらは調子がいい中で勝てた試合だったんです。どの優勝もうれしいですが、勝ち方って本当にいろいろあるものなんです。

3勝目のときも優勝への慣れや落ち着きはなくて、何度勝ってもプレッシャーはあり続けるものです。「普通にやれば勝てる」状況まで来ても、普通にやれない極限状況です。選手によって感じ方や方法論は違うと思いますが、最後の最後、優勝が確定するまで恐怖と向き合いながら気を引き締めてやるのが藤田流というわけです。

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投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局

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