藤田寛之から
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2024.07.04更新

最高到達点ですから。|藤田寛之からこぼれる言葉

2024.7.4 this week Fujita 497

『全米シニアオープン』を終え、空港到着後、1日延びたので、すぐに荷造りをして『日本プロゴルフ選手権大会 2024』に向かわないと思ってましたが、サプライズ会見をしていただきました。
師匠の芹澤信雄プロまでいらっしゃっていただき、スポンサーの皆様まで大勢お越しいただき、まさにサプライズでした。
感動したというお言葉を沢山いただき、2位でも何か報われた気持ちになりました。
とにかく嬉しかったですね。
体としてはしんどいですがこれも仕事(笑)。体調を崩さないように気を付けないと。

全米シニアについては、ご存じかもですが、はプレーオフの末、2位でのフィニッシュになりました。
海外メジャーはそこに出場できるよろこび、そこでプレーできる幸せを感じながらやっていましたが、目の前に具体的にタイトルがやってくるとなかなか冷静でいることは難しく、いろいろな思いや葛藤がありました。
大きなチャンスでしたから、終わってすぐは「残念」という気持ちが大きかったですね。でも、今まで30位にも入れなかった男が2位になれたんですから、素晴らしいプレーができたんだと思います。

4日目がサスペンデットになったことで「最終日前夜」を2回も過ごすことになり、いろいろ考えてしまいましたね。正直に言えば、5日目の立ち上がりにスコアを落としたのは精神的な部分が大きかったです。そんな中で「こんなもんだな」と開き直ったのが良かったのかもしれません。

試合後はスマホにもたくさんの連絡をいただきましたし、SNSなどを通じてメッセージもいただきました。すごい反響、想像以上の反応をいただいてビックリしました。
自分のプレーする姿を見て感動してもらう。それが僕のプロゴルファーとしての究極の目標です。今回それが本当にできたのだとしたら、自分にとっても最高到達点ですからうれしく思います。

さて、僕の気持ちはすでに日本プロゴルフ選手権にしか向いていません。
しばらくは周りがガヤガヤするでしょうが、藤田寛之自身はアメリカに行く前と今で何も変わっていません。変わっているとすれば時差ボケと暑さでダメージを食らっているくらいです(笑)。
こういう結果が出るとみなさん「何かつかんだ?」とか「次も行ける!?」というのを知りたがるんですが、僕にも分かりません(笑)。好結果で精神的には少し楽になる部分はありますけどね。

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投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局

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