2018.02.21更新
2018.02.21 this week Fujita 181
2週間ほど滞在したハワイを離れ、日本に帰ってきました。
急に25度も寒くなってしまいました(笑)。時差も気温差もキツイですが、こればっかりは仕方がないですからね。
前回もお話しした通り、ハワイでは師匠である芹澤信雄プロにもアドバイスしてもらいながら、自分の方向性を確認しました。とは言え、これからシーズンが始まって、上手く結果が出なければその都度修正をしていかなければなりません。
1年を通して、最初から何も変えないということは絶対にありませんし、1週間の試合の中でもまったく変わらないということはないかもしれません。
なにしろゴルフは「悩みの競技」です。
上手くいかないときは、いろいろな引き出しを開けて「この薬を使ってみよう」とか、「それとも、こっちの薬を塗ってみるか」とかやっているような感じです。例えば賞金王を獲った年であっても、同じようにたくさん悩みました。
ただ、悩むことは成長するための材料なので、嫌ではないんです。悩まないと成長しないと思いますし、簡単に楽観的につかめるものは確信めいたものではないと僕は思っています。
さて、来週からは葛城での合宿が始まります。
TEAM SERIZAWA が全員集合して、週に3日間の合宿を数週に渡って続けていきます。4月の第一戦までまだ1カ月以上ありますが、開幕はすぐにやって来ます。そして、ゴルフはすぐには上手くなりません。悩みながら、シーズンに向けて精度を高めていきます!
投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局
2018.02.17更新
2018.02.17 this week Fujita 180
先週に引き続き、今週もハワイに滞在しています。
日本から遠く離れたハワイでも、移動中や食事中などにファンの方に声をかけていただくことがあります。声をかけていただけるのは、自分が頑張っている証なのでとても有り難く思っています。
さて、ハワイ滞在の前半戦であるパーリーゲイツさんなど、スポンサーさんとのお仕事も終わり、今日からは後半戦、TEAM SERIZAWA の合宿が始まりました。今回はシード選手が中心のメンバーで行っています。
今回の合宿は、今季の最初の一歩というイメージです。その最初の一歩をどの方向に踏み出せばいいのかを確認しているところです。
当然、僕の師匠である芹澤信雄プロも一緒で、すでにいくつか質問をさせてもらいました。ほかの人からの意見を取り入れる気はなく、師匠の言葉だけしかない、と思っています。
そのくらい芹澤プロは特別な存在で、今の藤田寛之があるのは芹澤プロにアドバイスをもらえたからです。技術的なことや精神面、もっと言えば、人生の方向性まで、いろいろなことを勉強させてもらってきました。
4月の開幕までに、自分がどういうことをやらなければいけないか。それを、自分自身の考えと芹澤プロからいただくキーワードをミックスしながら見極めて、自分を作り上げていきます。
投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局
2018.02.07更新
2018.02.07 this week Fujita 179
先週まではシンガポール、ミャンマーとアジアにいましたが、今週はハワイに来ています。
アジアの暑い国から日本に戻ったときは20度くらいの気温差がありましたから、寒さで体がビックリしていたかもしれません。でも、ビックリしているうちにまた暖かいところに来たので、体調は問題ありません(笑)。
ハワイへ向けて発つ当日には、ヤマハさんのトークショーに参加しました。想像していたよりも多い80名ほどの方が来てくださり、中には遠方から足を運んでくださった方もいたようで、とてもうれしかったです。どうもありがとうございました! そういう場やSNSなどで、自分の姿を見て「私も頑張れる」なんて言ってもらえると、こちらも「頑張ろう!」という気持ちがわいてきます。
そんな気持ちも持って、ハワイ滞在の後半はTEAM SERIZAWA の合宿です。
この合宿では、まずはスイング。ここから今シーズンをどう作って行くかが始まります。自分のスイングが今、どういう風になっていて、どうしないといけないか。一回リセットして、自分だけでなく、師匠・芹澤信雄プロのフィルターを通して見てもらおうと思います。
ゴルフのことは毎日考えていますが、ここでは芹澤プロを始め、多くのメンバーと刺激し合いながら練習ができます。チームのメンバーはゴルフの実力はもちろん、人間的にもいいヤツばかりなので、いい環境です。そこがチームで動く良さであり、合宿を意味のあるものにしてくれています。
投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局
2018.01.30更新
2018.01.30 this week Fujita 178
先週の『レオパレス21ミャンマーオープン』は残念ながら2打足りず、予選落ちとなってしまいました。
前週の『SMBCシンガポールオープン』が行われたセントーサゴルフクラブ同様、今回のパンラインゴルフクラブも、日本にはなかなかないようなコースでした。ハザードが効いていて戦略性の高い、非常にやりがいのあるコースです。
その分、ショットの正確性を求められたり、グリーンが硬くて止まりにくかったりと、ミスショットがはっきりと結果に出てしまうコースでもありました。
自分が出られなかった最終日はテレビで観戦しました。日本人選手を応援したり、彼らの攻め方を研究したりしながら、ですね。そのころにはもう落ち込みはなくなっていました。予選落ちしたその日は悔しい気持ちもありますが、現実として受け止めないといけませんからね。終わったことは仕方がないので、悔しさは起爆剤として心の奥にしまって、次に向かっていきます。
負けた試合から学ぶべきものは多いので、そういった課題を自分の栄養に変えていかなければいけません。次の試合『東建ホームメイトカップ』まではだいぶ時間が空きますので、1年間戦える体を作って、自分のゴルフを目指していくつもりです。
来週からはハワイに行って、パーリーゲイツさんのコンペに出て、その後はTEAM SERIZAWAのキャンプを行う予定になっています。
投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局
2018.01.24更新
2018.01.24 this week Fujita 177
「SMBCシンガポールオープン」が終わり、次の「レオパレス21ミャンマーオープン」に向け、ミャンマーに入っています。今回の写真は、シンガポールでは有名なシーフードレストラン「JUMBO」にいったときのものです。
シンガポールオープンでは初日こそよかったものの、2日目、3日目にミスショットが出てしまいました。舞台となったセントーサゴルフクラブは難易度の高いコースなので、やりがいはありますが、調子が少し悪いとスコアを崩しやすいコースでもあります。
33位という順位には不満がありますが、4日間プレーできたことは良かったかなと思います。自分のプレーもですが、天候の問題もあって毎日サスペンデッドでしたので。おかげで7時40分スタートというスケジュールがあり、4時ごろに起きて夕方までプレーですからね。かなり疲れましたよ。リスタートのときは筋肉がギシギシ言っているのが分かるほどでした。疲労度で言うと、今まで出てきた試合の中でも上位に入るんじゃないでしょうか。体調は問題ありませんが、年齢を感じてしまいます。
次のミャンマーも暑いんですが、シンガポールとは違って湿気のない暑さです。日本とは違う環境が続きますが、ゴルフ場の中では関係ありません。コースに出たらボールをひたすら打って、穴に沈める。どこにいてもやることは同じで、「ゴルフは世界共通なんだな」と改めて感じています。
投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局
2018.01.17更新
2018.01.17 this week Fujita 176
だいぶ遅くなってしまいましたが、2018年もよろしくお願いいたします。
今年も年齢と戦いながら、ゴルフ道をしっかりと邁進していきたいと思っています。応援してくださる皆さんへの恩返しは結果を出すことだと思いますので、再び優勝カップを持つ姿を見せられるように頑張ります。
そんなことを言いつつ、今週末からの「SMBCシンガポールオープン」のため、僕はすでにシンガポールに来ています。 練習ラウンドが終わると、手のひらが真っ赤で痛くなっていました。毎年シーズンの初めにはなることなんですが、試合に臨むスイングの力感というのはスゴイなと改めて感じています。
こちらは蒸し暑くて、日本の夏のような感じです。今は雨期らしく、雨が多くて雷もよく鳴っています。でも、晴れると8月のような暑さです。
寒くて乾燥した日本から急にそんな場所に来たので、体にはキツイですね。でも、そこにアジャストするのもプロゴルファーの仕事の内でしょう!
年末年始は挨拶回りやコンペ、イベントなどで忙しかったので、正直、試合のための準備はやりきれていません。「欠場すれば?」と思う方もいるかもしれませんが、自分はプロゴルファーなので、トーナメントが職場です。特別な理由がない限り、出場しないという選択肢はありません。会社に行かない会社員がいないのと同じです。せっかくシンガポールまで来ましたから、しっかり4日間プレーできるように頑張ります!
投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局
2017.12.26更新
2017.12.26 this week Fujita 175
前回の記事でもお話しした通り、クリスマスは自宅でのんびりと過ごしました。お昼くらいまでパジャマ姿のまま過ごすというのが一番新鮮でしたね(笑)。
のんびりするのもいいですが、僕の場合は2、3日が限界です。野性の勘がなくなっちゃうんじゃないか、戦う気持ちがなくなっちゃうんじゃないか、とあせりのような感覚が出てきてしまうので。
もうじき、お世話になっているスポンサーさんなどへのご挨拶も一段落します。今回の写真は、このサイトを運営してくださってるGENOVAさんにうかがったときの一枚です。
挨拶回りが終わると、28日からは浜松にて、恒例となる3日間の年末合宿があります。大晦日と元日はお休みですが、年明けは2日から4日までコンペがあって、5日からはシーズンに向けていよいよ始動です。トレーニングのメニューも本格的になり、まずは1月に開催される「SMBCシンガポールオープン」、「レオパレス21ミャンマーオープン」の2試合に向かっていくことになります。一般の方に比べるとお正月ムードは薄いですが、これが僕の年末年始です。
さて、この「藤田寛之からこぼれる言葉」は2017年の更新はこれが最後となります。次回は年明け2週目くらいかなと思います。
応援してくださっている方、見てくださっている方、どうもありがとうございました。来年も皆さんの期待に応えられるように頑張ります。
それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。
投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局
2017.12.20更新
2017.12.20 this week Fujita 174
先週、12月14日に『TEAM SERIZAWA CUP』が行われました。TEAM SERIZAWA の選手が一堂に会し、日ごろお世話になっている会社の方々を招いて1年のお礼として楽しく過ごしてもうおう、というイベントです。写真はその前日におこなわれた忘年会の様子ですね。このほかにもフットウエア契約をしているニューバランスさんのトークショーに呼んでいただいたり、ゴルフ店のイベントに参加したりと、忙しく過ごしています。
イベントでは、せっかく来てくださったお客さんには楽しんでもらいたいと思って、一生懸命頑張っています。正直、得意な分野ではないので(笑)大変な部分もありますが、こういった場に呼んでいただけることも、プロゴルファーとして評価してもらっているということなので有り難いことです。
今週はイベントの合間を縫って浜松の方でトレーナーと一緒に陸上トレーニングをする予定です。クラブは握らず、体作りのトレーニングを2時間半、みっちりと行います。イベントに参加するのに比べ、本職に直接関わることなのですが、実は「楽しみ」という感覚はありません。戦場に向かうための準備ですから。
そんな中ですが、クリスマスはオフになりそうなので、家で過ごすつもりです。妻がクリスマスケーキを作るので、その手伝いをしようと思っています。自分が子どもの頃は、クリスマスに野球盤とか空気銃をもらったことを覚えていますが、いつまでサンタクロースを信じていたかな……。8歳になる下の子がサンタさんの正体に気付きつつありますが(笑)、プレゼントも用意してあります。
投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局
2017.12.13更新
2017.12.13 this week Fujita 173
先週は芹澤さんと一緒に、TEAM SERIZAWAのスポンサーになってくださった『パーソナル パワープレート 7+ゴルフ』というトレーニングマシンの発表会に招かれました。写真はそのときの1枚です。トレーニングだけでなく、運動後の体のケアにも活躍してくれるので助かります。
この時期にそういう場に行くと、「来季の目標は?」と聞かれることも少なくありません。実は、僕の場合はこれがなんとも難しい。シード権の確保はしていきたいですし、各試合でも年間を通してでもトップ20には常に入っていたいという思いはあります。ただ、「○勝したい!」とか「あの試合で勝ちたい!」と言った具体的な目標はないのが本音なんです。なぜだか自分でも分からないのですが(笑)。
それよりも、今は自分自身のゴルフの完成度や満足度にしっくり来ていないので、そこを上手くいくようにしたり、見直したりしたいという思いが強いのです。自分の求めるボール、球筋、アプローチ、パッティング、すべてにおいて「これならいいよね」と満足できるレベルになりたい。こういう方が自分は好きというか、本来の姿だと思っています。もしかしたら、ファンのみなさんは具体的な数字が聞きたいのかもしれませんが……。
もちろん優勝したくないとか、結果を求めていないとかいうことでは決してありません。ただ、僕は階段を何段も飛び越して上るタイプではなく、一段一段コツコツ行きたいタイプなんですね。コツコツやっていたら、賞金王になっていたし、海外のメジャーに行くようにもなっていたし、気が付いたらスゴイところまでたどりついていた、という感じなんです。
年齢的なことなどを考えると、決して簡単なことではないというのも分かっていますが、ゴルフ道を行く職人として、磨き続け、輝き続けるしかありませんから。挑戦は続けていきます。
投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局
2017.12.05更新
2017.12.05 this week Fujita 172
シーズンも終わり試合はありませんが、「ジャパンゴルフツアー表彰式」やスポンサーさんのイベントに参加したり、来季への準備を進めたりと、いろいろとやることの尽きない日々を送っています。
「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は、テレビで観戦しました。最終日はほかの用事があったので、まだしっかりとは見られていないのですが、宮里優作選手、すごかったですね。最終日だけで8つもスコアを伸ばしたのはもちろんスゴイのですが、スコアだけでなく彼が置かれていた状況にも目をやってほしいと思います。ご存知の通り「勝てば賞金王」というとんでもなく大きな期待やプレッシャーを感じながら、また選手会長として広範囲にわたって働いてきた中でのあのプレーは、とてつもないことだと思います。ゴルフを見る際には、ぜひ「数字の後ろ側にあるもの」にも目を向けてみてください。
さて、僕の方は、シーズンが終わったからと言ってゆっくりもしていられません。僕はシーズンがまだ終わらない秋くらいから、来季を見据え始めます。とは言え、シーズン終了後、本格的なトレーニングを再開するのは1月からです。年齢的なこともあって、体を労わる時間も必要なんです。今は1月からスムーズにトレーニングに入るための下準備として、週に3、4回は4キロから6キロのジョギングを行っています。お化粧で言ったら化粧水や乳液を塗っているところで、化粧乗りを良くしておいて、1月からじっくりお化粧を始めるわけです。そして、開幕するころにはメイクがバッチリになっている、と言うようなイメージで進めていきます。なんだか変な例えですが(笑)。
投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局