藤田寛之から
こぼれる言葉SPECIAL CONTENTS

2018.07.10更新

結果が悪い≠つらい。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita201

2018.07.10 this week Fujita 201

先週末の『長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ』はご存知の通り、雨の影響で初日が中止となりました。そんな中、金曜日は3アンダーと良かったんですが、最終日に16番、17番と池に落としてどちらもダブルボギーとスコアを崩してしまいました。

結果が出ないときは、いろいろと考えてしまいますよね。
今回も土曜、日曜とずっと我慢のゴルフをしていたんですが、我慢をしてもなかなかいい方に転がっていかないのが今の調子を表しているのかな、と思いました。

でも、結果が悪い=つらい、とも限らないと思うんですよ。
僕はゴルフが大好きなので、ゴルフができてること自体が幸せなことなんです。元々は「上手くなりたい」とか「プロになっていい車に乗りたい」とか、自分の欲でやっていたゴルフですが、結果を出すことでたくさんの方によろこんでもらえて、それが自分のよろこびにもなりました。今でも応援してくださる方がいて、その人たちのためにも、自分のためにも結果を出そうと日々取り組めているのは幸せなことだと思うんです。
病気をしたりすると、普段の何気ない日常がいかに幸せかを感じたりするじゃないですか。ああいう感じで、原点に立ち戻るとゴルフができる幸せというのは確かに僕の中にあるんです。だから、「結果が悪い=つらい」がすべてとは思っていません。

とは言え、プロですから結果を求められるのも事実です。
今週、来週とツアー戦はありませんが、20日、21日と北陸オープンに出場しますので、そこできっかけを見つけないといけませんね!

 

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投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局

2018.07.04更新

祝200回。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita200

2018.07.04 this week Fujita 200

この「藤田寛之からこぼれる言葉」、今回で200回目となりました。いつも読んでくださってる皆さん、ありがとうございます!
2013年10月30日が第1回でしたので、5年弱かけての達成です。回を重ねていくというのはいいですね。ここにあるのは記録や数字だけでなく、僕の中にある言葉です。普段は忘れていってしまうこともありますから、日記みたいで自分自身にとっても有り難い存在です。いつか、シニアに行ったり、引退したりしたときに読み返したらいろいろと感慨深いだろうな、なんて思ったりもしています。

さて、試合のなかった先週は、前回もお話しした通り、師匠・芹澤信雄プロに練習ラウンドを周っていただきました。同じTEAM SERIZAWA の西山ゆかりプロ、岡崎錬プロも一緒でした。
いつも明るい師匠には「ははは、ひでーな」と笑われてしまいましたよ(笑)。こちらからいろいろ聞いたり、師匠から「こうなってるね」とか「こうしたら?」とかアドバイスをもらいながら進めていきました。具体的には構えに関する部分が多かったですね。
向かうべき方向性は示してもらえていますので、それを安定的に自分のものにできるかどうかです。言われた意味を理解してスイングに落とし込むことができれば、結果はついてくるはずです。

まずは今週末の『長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ』。いつもと同じ心持ちで、挑みたいと思います。ちょっとお天気が心配ですが、この時期の北海道は晴れると気持ちがいいので、晴れることを祈っています!

 

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投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局

2018.06.27更新

師匠とラウンド。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita199

2018.06.27 this week Fujita 199

サッカーのワールドカップが盛り上がってますね。僕も、日曜日は日本対セネガル戦を前半だけ見てから眠りました。サッカーには詳しくないですが、日の丸を背負って本気でやっている、必死でやっているのが好きです。僕自身、ゴルフのワールドカップに出たり、海外の試合に出たりしましたので、通じる部分はあるんじゃないかと思います。
前半だけで寝てしまったのは、翌日の朝が早かったからです。海外へ行くときや、TEAM SERIZAWA のキャンプに行くときにお世話になっているデルタ航空さんのコンペがあったんです。今回の写真はそのときの様子です。

さて、先日の『ダンロップ・スリクソン福島オープン』。久々の予選落ちとなってしまいました。残念です。どうしようもないほど調子が悪かったわけではありませんが、結果が出ないことには、自分で好調だと思おうが思うまいがダメですから。
土日は福島県内のコースで練習していました。今は練習場で打ち込むよりも、実際にコースに出て目標物に向かって打つ方が必要だと感じているんです。

試合がない今週末は、師匠である芹澤信雄プロとラウンドすることになりました。師匠と練習できるのは、特にラウンドできるというのはうれしいものです。自分の方向性が見つけられない状態ですから、こういう機会を持てるのはありがたいです。
芹澤さんからは方向性についてのアドバイスをいただけますから、後はそれを自分がどう処理するか、どう表現するか、という部分にかかってきます。
それがきちんとできれば、結果はついてくると思いますので、貴重な機会を活かしたいと思います。

 

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2018.06.20更新

ハチに刺された。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita197

2018.06.20 this week Fujita 198

ツアー公式戦のなかった2週間のオープンウィークも終わり、今週末からは『ダンロップ・スリクソン福島オープン』が始まります。
試合のなかった期間は休養も取れましたし、トレーニングもできたので、いい過ごし方ができたと思います。

皆さんは全米オープン、ご覧になりましたか?
僕は、ゴルフネットワークの中継で2日目にゲスト解説をさせてもらいました。写真はそのときの放送席です。
今年もやはり、かなりタフな試合だったなという印象でした。優勝したケプカですら1オーバー。あそこに登場するレベルの選手たちがオーバーパーになってしまうのですから、いかに難しいか感じられると思います。
松山選手以外の日本人選手は予選落ちになってしまいましたが、いろいろな刺激を受けたことでしょう。ゴルフ場のデザインも、芝も、運営も、ギャラリーの反応も、いつもとは全然違ったはずです。行ったことのある身からすると、全米オープンは本当に厳しい場所で、上手くいかなくて普通というようなところですから。特に初出場の2人にはいい経験になったと思いますから、またあの舞台に立てるように頑張ってもらいたいですね。

その間、僕は静岡県プロゴルフ選手権に出場しました。全米オープンとはだいぶ違いますけどね(笑)。トップと3打差の9位タイで、上を見ながらゴルフができました。
実は、途中でハチに刺されるというアクシデントもありました。手袋の中に入っていたようで、手を入れたところをチクっと。幸いそれほど大きなハチではなく、痛みもプレーできる程度ですんだので良かったです。まぁ、僕にとっても災難でしたが、ハチさんにとっても大変な出来事だったことでしょう(笑)。

 

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2018.06.12更新

オープンウィーク。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita197

2018.06.12 this week Fujita 197

先週、そして今週はツアー公式戦のないオープンウィークです。自宅で過ごす時間は増えると思いますが、のんびりばかりしているわけはありません。
トレーニングはいつものように行いますし、撮影などのお仕事もいくつかあります。今回の写真は、葛城での撮影の合間のものです。

さて、今週末には全米オープンがありますね。僕自身も楽しみにしているのですが、CS局のゴルフネットワークさんの中継でゲスト解説をさせていただくことになりました。2日目に登場する予定です。全米オープンの雰囲気を知っている人間として、見ている人に楽しんでもらえたらと思います。
日本人選手が世界でどこまでやってくれるかに注目しつつ、そういう選手が日本に戻ってきたときに、ほかの選手に刺激を与えてくれたらいいなと思っています。

僕自身は、その直前の13日に『静岡県プロゴルフ選手権』に出場します。静岡在住の選手で争われる大会で、毎年恒例ですね。地元の仲間たちにも会えるので楽しみです。
われわれ競技者は練習だけやっていても上手く、強くはなれないものです。試合と練習はまったく別物ですからね。オープンウィークに緊張感を持ってゴルフをする機会を持てるというのはすごく有り難いことです!

 

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2018.06.04更新

師匠に会いに。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita196

2018.06.04 this week Fujita 196

先週の『日本ゴルフツアー選手権』、最終的には1アンダーの28位タイでした。予選、特に2日目は内容が悪く、予選通過こそしたもののギリギリのところでした。
会場は茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブだったのですが、師匠の芹澤信雄プロがシニアツアーで隣の栃木県に来ているのを知っていました。

そこで、2日目が終わった後、芹澤さんにスイングチェックをお願いしました。ご自分も試合の最中にも関わらず快く引き受けてくださったので、1時間ちょっとかけて師匠に会いに行き、30分ほどスイングチェックをしてもらったんです。
そのおかげで決勝はなんとか持ち直すことができました。それがなかったら、スコアも順位も上がらなかったと思います。

最終日、最終18番をダブルボギーとしてしまい、1日を台無しにしたような気持ちにはなりましたが、ショットも安定しましたし、10mくらいのパッティングも2つ取れ、8バーディでスコアを3つ伸ばすことができました。全体としてはまだまだですが、最終日に追い上げられたことはプラスの材料だと思いますので、こういった積み重ねで調子を上げていかければいけません。

終わったことを言っても仕方ありませんが、やはり最後のダブルボギーはもったいなかった。いい兆しは出ていたのに、「もっと練習してこいよ」と言われているような気がしました。
長年やっていれば、いい時も悪い時もあるものです。やっている内に必ずまたいい時が来るはずですから、きっかけを探しながら進んでいきます!

 

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投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局

2018.05.28更新

手強いコース。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita195

2018.05.28 this week Fujita 195

今回の写真は、先週行われた『ミズノオープン』の2日目のラウンド後にGOLF Net TVさんにお邪魔したときのものです。コースの印象やプレーの感想をお話ししました。
そのミズノオープンですが、42位タイと満足のいく結果ではありませんでした。ゴルフの調子自体が相変わらず上がってこないのと、コースの手強さにも手を焼きました。

ツアー史上最長の距離に加え、深いラフや硬く締まったグリーン、さらにはピンポジションもタイトなセッティングでかなり難しかったです。ある意味、ちょっと難し過ぎるんじゃないかと思うほどでした。
キャディのピーターと「優勝スコアはどのくらいかな」なんて話をして、「イーブンくらいじゃないか」と言っていたんですが、結果的には優勝した秋吉選手が1アンダーでしたから概ね当たっていましたね。

最近は上位勢が2桁アンダーになる試合が多いですから、今回のコースがいかに難しかったか想像してもらえるんじゃないでしょうか。
海外での試合に行ったときに、ティグラウンドに立って、「どうしたらいいんだろう」と感じたことがありました。日本ではそういうことはあまりなかったのですが、今回はそう感じる部分もありました。

僕自身のプレーは相変わらずです。練習量は変わらず多いですし、いろいろな方向を向いて取り組んでいますが、なかなかきっかけが見つかりません。なんとかしないといけませんね。
調子が悪いとなかなかテレビ中継にも映してもらえず、「最近、どうしたの?」なんて言われてしまうので、次の『日本ゴルフツアー選手権』ではテレビに映るような活躍をしたいです!

 

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投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局

2018.05.23更新

20位。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita194

2018.05.22 this week Fujita 194

僕はよく、毎試合20位以内に入ることを一つの目標としているとお話しします。先週の『関西オープンゴルフ選手権競技』では、その20位に入ることができました。今季、ここまでの最高順位です。でも、内容的にはまったくダメでした。人に見てもらうのが申し訳ないレベルだったと思っています。 難しいもので、ただ20位に入ればOKというものでもありません。
僕が見ているのは順位とかスコアだけではなく、いかに自分のゴルフができているかという部分です。その順位に至る意味が必要だという風に考えているんです。だから、例え優勝したからといって、内容的にも必ず大満足とは限らないんです。

今は、その自分のゴルフができていないので、ストレスのたまる日々です。
でも、このままでは自分も嫌ですし、応援してくださっている方も嫌でしょうから、ひたすら練習を続けています。状態がいいときと比べて、悪いときの方が必死に頑張っているものです。

20位という数字はあくまで目安程度ではあるんですが、常にそのくらいの位置にいないとシード権を取るのが厳しくなってしまいます。
常に20位以内に入ってシード権を取るというのは、すごく大変なことです。でも、それをやるのが藤田寛之だと思っています。
次の『ミズノオープン』は、全英オープンの切符がかかる試合ですが、今はそこは意識していません。自分のゴルフを全うし、力を十分に発揮した上で20位以内を目指していきます。

 

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投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局

2018.05.15更新

同世代。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita193

2018.05.15 this week Fujita 193

シーズン最初のメジャー大会『日本プロゴルフ選手権大会』は、2オーバーの30位タイという結果でした。30位は自分の中にある「最低限」のラインではあるのですが、自分のイメージしたゴルフからはかけ離れた内容になってしまいました。初日は良かったんですが、金曜からは別人になってしまった感じです。

そんな中、プレーオフの末に優勝を飾ったのは谷口徹プロでした。僕とは年でいうと1歳違い、学年で2年違いという同世代の選手です。
たぶん谷口さんも、年齢的な衰えを感じながら過ごしていたんじゃないかと思います。「もう優勝できないかも」と思っていたかもしれません。そういう、いろいろな思いや葛藤があるはずの50歳での優勝は、若いころの勝ちとは意味がまったく違うと思います。

プロゴルファーだけでなく、同世代の人たちは皆さん、感じるものがあったのではないでしょうか。若いころと比べて、守るべきものも増えますし、なかなか大きなことを成し遂げる思い切りがなくなる中で、若手を退けて優勝を勝ち取るというのは本当にスゴイと思いますし、尊敬します。

若いころは、同世代の活躍を見て「オレも!」という青さというか、白さというか、そういうものがありましたが、今はそういう感じでもありません。だから、谷口さんの優勝は僕にとっては刺激になったというよりは、励みになりました。「まだまだやれますよ」と励まされているような感じです。
今の自分の調子だと「すぐに優勝」とはなかなか行きませんが、自分を見つめて、技術を調整して、技術を根拠に自信を持って、とひとつずつステップを踏んで進んで行きます。

 

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投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局

2018.05.08更新

初挑戦。|藤田寛之からこぼれる言葉 this week Fujita192

2018.05.08 this week Fujita 192

先週末は『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』に出場しました。日本にはあまりああいったチャリティの大会はないので、その一員に呼んでもらえるのは光栄に思います。
プロゴルファーだけでなく芸能人もたくさん参加していて、僕は初日を岩城滉一さん、2日目を椎名桔平さんと、お二人の俳優さんと一緒にラウンドしました。

公式戦とは違った雰囲気で、楽しかったです。ツアー戦のようなプレッシャーはありませんからね。普段テレビで見ている方とご一緒したり、プロがバーディを取ると一緒に周っている方のスコアが一つ良くなるというルールのプレッシャーはありましたが(笑)。

さて、今週末はメジャー大会『日本プロゴルフ選手権』です。
ご存知の通り、毎年開催コースが変わる大会で、今年は千葉県の房総カントリークラブで行われます。実は、今回が初挑戦のコースになります。
でも、あまり気にしてないんですよ。知らないところだからという不安も、初挑戦だからというワクワクもどちらもありません。僕だけみんなと違うコースだったら不安ですけどね(笑)。

どこであれ、自分のゴルフをするという心構えは同じです。
メジャーを獲りたいという気持ちがないわけではありませんが、今はそんな状態でもありません。まずは少しでもいいゴルフをして、できるだけ上位に行って、「メジャーを獲るぞ!」と言える状態になれるように頑張ります!

 

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投稿者: 藤田寛之オフィシャルウェブサイト 事務局

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